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■ ねじ式(つげ義春)

ねじ式(つげ義春)異色傑作選-1

つげ義春の「ねじ式」は代表作で、メメクラゲにかまれた少年が体験する、死への恐怖と幼き頃への限りない郷愁が渦巻く不思議な世界、夢と現実の接点をシュールに描いた異色の力作である。
つげ義春は漫画家としても随筆家としても、独特な世界観を持っている。狂奔する現実社会を痛烈に批判する目で、シュールな世界の作品を多数描き出して、とても人気があり、数多くのファンがいる。
第46回、日本漫画家協会大賞受賞のほかに2020年に第47回アングレーム国際漫画祭、特別栄誉賞を受賞している。