戻る
■ 存在の耐えられない軽さ(ミラン・クンデラ)集英社文庫
この小説はチェコ出身の現代ヨーロッパ最大の作家ミラン・クンデラが、パリ亡命時代に発表して、たちまち全世界を興奮の渦に巻き込んだ、衝撃的傑作!
「プラハの春」とその凋落の時代を背景に、ドン・ファンで優秀な外科医トマーシュと田舎娘テレザ、奔放な画家サビナが辿る、愛の悲劇―。どこまでも軽薄な男に女が下した決断は―。
たった一回限りの人生の、限りない軽さは、本当に耐えがたいのだろうか?愛とは何か?甘美にして哀切。男女の関係を緻密に、哲学的に描く究極の恋愛小説。