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■ 若きウェルテルの悩み(ゲーテ)新潮文庫
若きウェルテルの悩み(ゲーテ)
ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡小説。ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作である。許婚者のいる美貌のロッテを恋したウェルテルは、果たされぬ恋であること知って苦悩の果てに自殺する……。
多くの人々が通過する青春の危機を心理的に深く追求し、人間の生き方を描いた点で時代の制約を超える普遍性を持つ恋愛小説。
私自身の二十歳の頃の失恋経験と重なり、私の人間としての生き方に大きな影響を与えた一冊である。