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■ 金閣寺(三島由紀夫)
金閣寺(三島由紀夫)
昭和25年7月1日、国宝・金閣寺焼失を題材にした三島由紀夫の代表作。
放火犯の若い学僧の悩み。どもりに生まれついた宿命の児の、生への消しがたい呪いと、国宝・金閣寺の美の魔性に魂を奪われ、ついには幻想と心中する悲劇を三島由紀夫が告白体の名文で綴った金字塔です。
「仮面の告白」など、三島由紀夫の小説はほとんど読破しましたが、私の好きな作品は「豊饒の海」四部作に次いで「金閣寺」です。